御嶽山 空と地上から930人態勢で不明者の捜索[2014/10/04 11:45]

 御嶽山の噴火から4日で1週間です。47人の死亡が確認され、依然として16人の安否が分かっていません。4日は930人態勢で捜索が進められています。

 (竹田基起アナウンサー報告)
 4日の御嶽山は、上空から見ると噴煙が重ならなければ非常に見通しが良くなっています。その噴煙は東に流れていて、これまでに比べると勢いは少し弱まっているように感じます。しかし、山頂付近はまだまだ火山灰で覆われています。2日の正午前から中断されていた行方不明者を捜す捜索活動は、4日午前から再開されました。捜索隊、後方支援隊を含めて、約930人態勢という大規模な捜索です。ただ、3日までの雨の影響で火山灰がひどくぬかるんでいるのも上空から確認できます。見ていますと、足を取られる隊員の姿もあり、一歩ずつしっかりと踏みしめないと歩けないような様子でした。そして、山頂から延びる「八丁ダルミ」と呼ばれる尾根では、捜索中の隊員が1カ所をビニールシートで覆っていました。行方不明者が見つかったのかもしれません。現在も、大変な捜索活動が続けられています。

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