震災から3年7カ月 初めて地中レーダーで捜索[2014/10/12 05:55]

 東日本大震災の発生から11日で3年7カ月でした。福島県では、初めて「地中レーダー」を使った捜索が行われました。

 捜索は、相馬市の海水浴場で行われました。この装置は、アンテナから電波を飛ばし、反射した電波を測定して地中の状況を確認します。11日は午前中、1時間掛けて広さ1500m2ほどの砂浜を調査しました。
 レーダーを開発した東北大学・佐藤源之教授:「効率よく測定できている。従来の方法では、2日くらい掛かると思うが、非常に短時間でできるのが特徴」
 福島県では今も204人が行方不明で、警察は、レーダーでチェックしながら砂を掘り起こし、遺留品を確認していました。

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