「3月までにすべて処理」福島第一原発の汚染水[2014/10/17 05:56]

 東京電力は、福島第一原発の汚染水対策として投入した最新型の装置を公開しました。この装置を使って、来年3月までに汚染水をすべて処理するとしています。

 福島第一原発のタンクには、現在も約36万tの汚染水がたまっています。東京電力は、放射性物質を取り除く「アルプス」と呼ばれる従来の装置に加え、一日500t以上処理できる新型の装置も投入しました。また、ストロンチウムを削減する装置や建屋周辺の井戸水などを浄化する装置も公開されました。福島第一原発の小野所長は、これらの装置を組み合わせることで処理能力は3倍以上になるとして、来年3月までにすべての汚染水の処理を目指す考えを示しました。

こちらも読まれています