環境副大臣が処分場候補地を視察 反対派抗議のなか[2014/10/22 11:49]

 指定廃棄物の最終処分場の候補地となった栃木県塩谷町を環境副大臣が視察に訪れました。現場周辺では、反対派の住民らが列をつくって抗議しました。

 22日午前10時ごろ、小里環境副大臣が最終処分場の候補地となった塩谷町を訪れました。9月の安倍内閣改造以来、環境省の政務3役が現地を視察するのは初めてのことです。これに対し、最終処分場の建設に反対する住民らは、雨のなかプラカードなどを手に視察コースに沿って列をつくり、視察に抗議しました。
 抗議する住民:「被災地にいっては申し訳ないが、東電の土地に空いている場所があるので、そういう所に持っていけば一番いい」「わたしたちは、孫のために反対している。将来のことを考えて」
 塩谷町は、候補地一帯の環境保全を目的とした条例を可決させるなど、反発する動きを加速させています。

こちらも読まれています