エボラ指定病院を厚労大臣が視察 全国45カ所で対応[2014/10/22 11:55]

 国内では、感染者が発生した場合に備え、塩崎厚生労働大臣が患者を隔離して治療を行う指定病院を視察しました。

 塩崎厚生労働大臣:「家族はここまでは来られない。医療関係者だけがあの格好(防護服)してここに来る」
 「国立国際医療研究センター」は、エボラ出血熱の疑いがある患者が発生した場合に、隔離して治療にあたる厚労省指定の病院です。指定病院は全国で45カ所あり、感染症の専門医が常駐しています。塩崎大臣は、防護服の脱ぎ方について説明を受け、「実際に対処にあたる医療従事者の研修などをスピードアップさせる必要がある」と述べました。厚労省は、指定病院へ患者を搬送する方法などシミュレーションを進めています。

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