スカイマーク成田撤退 業績悪化で不採算路線見直し[2014/10/26 01:19]

 国内3位の航空会社「スカイマーク」は、業績悪化による不採算路線の見直しに伴い、25日の便を最後に成田空港から撤退しました。

 スカイマークは、25日夜の那覇からの到着便を最後に、成田空港を発着する便の運航を取りやめました。空港内の事務所や受付カウンターも撤去し、今後は安定的な収入が見込める羽田路線に力を入れる考えです。スカイマークは7月、大型機「A380」の購入契約の解除を巡り、エアバス社から700億円余りの違約金を求められていましたが、交渉の結果、違約金を減額することで月内にも合意に達するということです。当面、倒産や身売りといった事態は避けられる見通しですが、スカイマークは26日から最大69%の値上げに踏み切るとしています。

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