突風で建屋カバーの一部破損 福島第一原発1号機[2014/10/29 08:00]

 福島第一原発1号機の建屋カバーを取り外すための作業中に、クレーンでつり下げていた機材が突風にあおられ、カバーの一部が壊れました。付近の放射線量に変化はないということです。

 28日午前8時20分ごろ、建屋カバーの屋根にクレーンでつり下げたノズルで穴を開け、建屋内に放射性物質の飛散を防ぐ薬剤を吹き付けていたところ、突風にあおられてノズルが動きました。これにより、30cm四方だった穴が約縦1m、横2mにわたって破れ、作業は中断しました。東京電力によりますと、付近の放射線量などに変化はないということです。建屋カバーの屋根を取り外す作業は、1日遅れて31日になる予定です。

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