「一票の格差」 原告側は「選挙は無効」 最高裁で[2014/10/29 11:56]

 去年7月に行われた参議院選挙の「一票の格差」を巡って最高裁で弁論が行われ、原告側は選挙を無効にすることなどを求めました。

 去年の参議院選挙は、最大で4.77倍の一票の格差があり、弁護士グループらが憲法違反だとして全国で裁判を起こしています。これまで、「合憲」の判断は出ておらず、広島高裁岡山支部では去年、「違憲で選挙も無効」とする判決を出しています。29日の弁論で、弁護士グループは「議員定数は各選挙区の人口に比例するように配分されなければならない」などと主張し、最高裁に選挙の無効と選挙制度の抜本的な改正を国会に促すよう求めました。

こちらも読まれています