小渕氏「観劇会」 会費は現金で集め事務所で管理[2014/11/02 17:34]

 小渕優子前経済産業大臣の関連政治団体を巡る政治資金規正法違反事件で、収支のずれが見つかった「観劇会」の会費は、地元の秘書が現金で集めるなどした後、後援会事務所で管理されていたことが分かりました。

 観劇会の収支を巡っては、収支報告書の記載に大幅なずれなどが見つかり、東京地検特捜部が元秘書の折田謙一郎前中之条町長の自宅などを捜索しました。観劇会に参加した後援会の役員らによりますと、会費は、地元事務所の秘書が地区ごとに現金で集めるよう役員らに依頼していたということです。
 後援会女性部の役員:「私は8人分集めたのよ。8人分の9万6000円を秘書さんが取りに来てくれたの。今までもそういうふうにしてきたからね」
 会費は役員らが事務所に持参する場合もあり、その後は事務所で管理されていたということです。特捜部は、収支報告書の責任者とされる折田氏がこうした会費をどのように把握していたか調べています。

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