“サンゴ密漁船”200隻超 台風20号接近で退避[2014/11/06 10:33]

 サンゴの密漁船とみられる中国の漁船が200隻以上集まっていた小笠原諸島や伊豆諸島の周辺に、台風20号が接近しています。

 小笠原諸島と伊豆諸島の一部はすでに強風域に入っていて、八丈島では6日午前5時ごろから雨が降り始めていて、風も強くなっています。小笠原諸島の周辺海域では、波の高さが最大で9mと猛烈なしけが予想されていて、八丈島でも漁船が流されないようにロープで縛るなどの対策を取っています。海上保安庁によりますと、サンゴの密漁船とみられる中国の漁船は、多くが台風を避けて小笠原の南東の海域まで避難しているということです。しかし、父島などの周辺には、十数隻の漁船が港や島の入り江近くで確認されていて、海上保安庁が警戒を続けています。

こちらも読まれています