白いマグロの展示 解体ショーは取りやめに[2014/11/21 22:43]

 百貨店の店員も客もこぞって見つめるその先にあるのは。
 店員:「非常に珍しい白いマグロでございます」
 真っ白なマグロ。
 客:「見て見て、白いよ」「見たことないんでびっくりしています」
 このマグロはインドネシア・バリ島から空輸された天然のミナミマグロで、重さは約118kg。水揚げされた時から白かったという。遺伝子の突然変異が原因とみられ、表面は真っ白だが、身は普通のマグロと同じ赤色だ。
 マグロを仕入れた魚力・佐藤健吾営業課長:「うちのトップのバイヤーが30年、築地に通っているなかでも見たことがないと。マグロ屋さんでも見たことがないと思う」
 この白いマグロは当初、22日の午後にも解体ショーで切り分けられ、販売される予定だったが、大学や研究機関などから要請があり、急きょ取りやめられた。

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