気象庁が調査班派遣 大雨警報などの基準引き下げへ[2014/11/23 11:52]

 22日午後10時すぎに起きた長野県北部を震源とする最大震度6弱の地震で、気象庁は現地に機動調査班を派遣するとともに、二次災害を防ぐため、23日午後にも大雨警報などの発表基準を暫定的に引き下げる方針です。

 機動調査班は、震度6弱から5弱の地震を観測した長野県と新潟県に派遣されました。4つの班に分かれて調査を進め、被害の状況や今後の余震に備えて地震計に異常がないかを確認するということです。また、家屋の倒壊や土砂災害が起こる危険性が高まっているとして、揺れが強かった地域について、午後にも大雨警報や土砂災害警戒情報の発表基準を暫定的に引き下げる方針です。余震のほか、雨による二次災害にも厳重な警戒が必要です。夕方からは、地震の専門家らによる臨時会合も予定されていて、過去の地震や活断層との関連性などを議論します。

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