神城断層に30cmのずれ 「ひずみ集中帯」と重なりも[2014/11/24 16:38]

 22日、長野県で震度6弱を観測した地震。気象庁によりますと、長野県北部に位置する「神城断層」という断層の一部が動いて地震が起きた可能性が高いとみられています。神城断層は、本州中央部を南北に走り、国内最大級の活断層「糸魚川−静岡構造線断層帯」の北端に位置する断層で、全長は26kmに及びます。さらに、この場所は「ひずみ集中帯」と呼ばれる地域とも重なるとみられています。ひずみ集中帯では、地殻のひずみが蓄積して地震が起きやすく、2004年の新潟県中越地震や東日本大震災の翌日に発生した長野県北部地震など、過去にも比較的大規模な地震が発生しています。

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