3億キロ離れた小惑星へ…「はやぶさ2」打ち上げ[2014/12/03 13:37]

 2度、延期になっていた小惑星探査機「はやぶさ2」を載せた「H2Aロケット26号機」が3日午後1時22分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。

 H2Aロケット26号機は午後1時22分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。26号機で打ち上げられた小惑星探査機のはやぶさ2は、4年前に小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機です。約3億km離れた水と有機物があると考えられる小惑星からサンプルを持ち帰るミッションに挑戦し、太陽系や生命の誕生を探る手掛かりになると期待されています。はやぶさ2は、打ち上げから1時間47分後にロケットから切り離されることになっていて、4年後の2018年に小惑星に到着し、6年後の2020年末に地球に帰還する予定です。

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