過疎地の高校教員不足…「遠隔授業」を全国導入へ[2014/12/09 05:55]

 過疎地の教員不足などに対応するため、文部科学省は、テレビ会議システムなどを使った「遠隔授業」を来年度から全国の高校で導入する方針を固めました。

 遠隔授業は一部の例外を除いて原則、認められていませんが、離島や過疎地では教員を十分に確保できないため、遠隔授業の導入を求める声が上がっていました。こうしたなか、文科省の有識者会議は8日、テレビ会議システムなどを使った遠隔授業を「全国の高校で認めるべき」とする報告をまとめ、文科省も来年度から導入する方針を固めました。授業の質の低下を防ぐため、教師と生徒がリアルタイムに会話できることなどが条件となる見通しです。

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