エボラ熱の国際会議、ワクチンの共同開発で声明採択[2014/12/11 18:37]

 エボラ出血熱に関する閣僚級の国際会議が東京都内で開かれ、ワクチンの共同開発を進めることなどを盛り込んだ声明文が採択されました。

 国際会議には、日本やアメリカなど先進7カ国の閣僚らとWHO(世界保健機関)やEU(ヨーロッパ連合)の担当者が出席し、エボラ出血熱の感染拡大を防ぐための共同声明が採択されました。声明では、継続的に医療従事者を派遣することや共同でワクチンの開発を行っていくことに加え、国際社会にさらなる支援を呼び掛けることなどが盛り込まれました。また、塩崎厚生労働大臣は、インドやフィリピンなど8カ国の研究者を来週から日本に招待してエボラウイルスの検査方法について研修会を開くなど、世界規模での体制強化に積極的に貢献していく考えを示しました。

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