乱気流でアメリカン航空機が緊急着陸 12人搬送[2014/12/17 05:52]

 アメリカン航空の飛行機が乱気流に巻き込まれ、成田空港に緊急着陸しました。乗客乗員12人が救急搬送されています。

 16日午後10時50分ごろ、韓国の仁川(インチョン)からアメリカのダラスに向かっていたアメリカン航空280便から、「至急、治療が必要な患者がいるので着陸する」と成田空港に要請があり、17日午前1時前に緊急着陸しました。国土交通省などによりますと、この便は日本の上空を石川県から茨城県に向かって通過している時、乱気流に巻き込まれたとみられています。30分から40分にわたって断続的に機体が揺れ、乗客乗員合わせて12人が救急搬送されました。多くの人は軽傷とみられますが、男性の客室乗務員1人が骨折した疑いがあるということです。当時、飛行機の進路上には発達中の低気圧が接近していました。

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