刑法犯認知数12年連続減少 殺人は1割以上増加[2015/01/08 10:33]

 去年1年間に全国で起きた殺人事件は1054件で、前の年より1割以上増えたことが分かりました。

 警察庁によりますと、2014年に全国の警察が把握した殺人事件は1054件で、戦後初めて年間の殺人事件の認知件数が1000件を下回ったおととしより10%以上増加しています。刑法犯全体の認知件数は、前の年に比べて10万件ほど少ない約121万2000件で、12年連続で減少しました。130万件を下回ったのは1979年以来、35年ぶりです。強盗や窃盗事件は減っていますが、振り込め詐欺の増加などで、詐欺事件は前の年より3000件以上増えています。

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