全滅の恐れも…マグロ大量死、いまだ原因特定できず[2015/01/20 11:53]

 東京の葛西臨海水族園で、マグロなどが大量に死んでいる問題です。最盛期には水槽内を150匹以上が元気に泳いでいましたが、20日朝までに7匹にまで減ってしまいました。減り始めてから約1カ月になりますが、いまだに原因は特定されていないため、全滅してしまう恐れもあります。

 訪れた女性客:「少ないマグロを見にこようと思って来ました」
 水族園によりますと、大型の水槽で回遊するクロマグロやカツオの仲間など3種類は、19日までに10匹に減少していました。20日朝にかけてさらに3匹のクロマグロが死に、去年11月に159匹いた魚はこれで7匹になりました。水族園では、魚が死んだ原因などを調べるため、研究機関に検査を依頼していますが、結果は出ていません。水族園は、原因が分かるまでは魚を補充しないとしているため、全滅の恐れがあります。

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