朝鮮総連立ち退き回避?落札マルナカHD、転売で調整[2015/01/23 11:53]

 朝鮮総連中央本部の土地と建物を落札した会社が、別の不動産会社に転売する方向で調整していることが分かりました。成立すれば、転売先の不動産会社は朝鮮総連と賃貸契約を結ぶ見通しです。

 総連本部の土地と建物を22億1000万円で落札した高松市の不動産業「マルナカホールディングス」は、「入札は投資目的」として、総連側に立ち退きを求める書面を送っていました。複数の関係者によりますと、マルナカは来週にも、山形県内の不動産会社に40億円余りで転売する方向で調整中だということです。契約が成立すれば、来月上旬には所有権が移転するとみられています。また、山形の不動産会社は、朝鮮総連と賃貸契約を結ぶ見通しで、その場合、総連の立ち退きは回避されることになります。この件について、マルナカは「相手がいることなのでコメントできない」としていて、朝鮮総連は「お話しすることはない」としています。

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