“ビール券配布”内田茂都議を不起訴処分[2015/01/23 21:06]

 東京都議会議員選挙の告示前に地元選挙区内でビール券を配ったとして書類送検されていた内田茂都議(75)について、東京地検は不起訴処分としました。

 自民党都連幹事長の内田都議は、おととしの都議選の告示前に選挙区内でビール券を配ったことが公職選挙法違反にあたるとして告発され、警視庁が先月、書類送検していました。東京地検は23日、ビール券は内田都議の政治団体による寄付と認定したうえで、選挙事務所を設置する際にあいさつ名目で配ったことは公選法違反にあたると判断しました。しかし、金額が少ないことなどから起訴猶予としました。一方、地元の町内会に祭りの奉納名目で配ったことについては、選挙に関連した寄付とは言えないとして嫌疑不十分としました。内田都議の事務所は「ご支援を受けた方々にはご心配をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。

こちらも読まれています