母親が涙の訴え「認可保育所を作って…」 杉並区[2015/02/02 19:20]

 東京・杉並区で、待機児童を抱える母親らが認可保育所を増やすよう区役所に涙ながらに訴えました。

 待機児童の母親:「お願いします。保育所を作って下さい。子どもを入れてあげて下さい」
 杉並区役所に訴えたのは、区内に住む母親ら約30人です。今年4月から、小規模な保育施設でも財政支援を受けられるなど、「子ども子育て支援新制度」が始まり、国は、2017年度末までに待機児童の解消を目指すとしていますが、杉並区では、4月時点で認可保育所に入れない児童が1600人に上るということです。母親の一人は「妊娠中や出産直後から保育所を探さないといけないので負担が大きい」と話しています。杉並区は「今年度、保育定員を新たに900人増やしたが、同時に応募も増えている。今後も対策に力を注ぐ」としています。

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