最終処分場候補地、塩谷町の調査中止 住民が反発[2015/02/03 00:04]

 指定廃棄物の最終処分場の候補地となっている栃木県塩谷町に環境省が調査に入ろうとしましたが、住民の反発で中止となりました。

 住民:「疑念を払拭するなら白紙撤回しかない」「(最終処分場が安全なら)環境省のそばに造れって(指定廃棄物を)みんな集めて環境省がそこに住んでみなって」
 環境省側は「住民の疑問に答えるためにも面積の測量が必要」などと説明しましたが、候補地に通じる林道の入り口で住民300人が遮りました。その後、環境省側と住民代表で議論となりましたが、結局、調査は中止され、環境省側は引き返しました。塩谷町の見形和久町長は「調査はお断りしているのにどうして来るのか。今後の議論が難しくなる」と反発しています。

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