緊急会見 徳島南部の地震のメカニズムは? 気象庁[2015/02/06 11:47]

 6日午前10時25分ごろ、徳島県南部で震度5強の強い地震がありました。気象庁が緊急会見を開いています。

 (社会部・郭晃彰記者報告)
 気象庁は会見の冒頭で、揺れが強かった地域では落石や土砂崩れなど二次災害に警戒してほしいと注意を呼び掛けました。徳島・四国地方での強い地震ということで、気になるのはやはり南海トラフとの関連性です。今回の地震ですが、震源が10kmほどと浅いことから、陸のプレートとフィリピン海プレートの境界で起きたものではないとみられています。ただ、南海トラフ巨大地震で想定されている震源域には含まれていることから、気象庁は慎重にこの地震の分析を進めています。また、これまでに震度1以上の余震は観測されていませんが、今後、少なくとも2日から3日、最大1週間程度は余震に警戒を続けて下さい。

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