計画63年、4600億円投じ…八ッ場ダムで起工式[2015/02/07 11:54]

 群馬県の八ッ場ダムは、建設計画の浮上から63年を経て、7日に起工式を迎えました。

 八ッ場ダムの起工式には、建設費の一部を負担する群馬県や埼玉県の知事らが出席しました。八ッ場ダムは、利根川の支流の氾濫防止や首都圏への生活用水の供給などを目的として、1952年に建設の計画が浮上しました。総事業費は、国内のダム建設としては最大規模となる約4600億円が見込まれています。民主党政権時代には、ダム建設の在り方について全面的な見直しが進められ、八ッ場ダムも一時、計画が事実上の白紙になりました。先月22日にはすでに本体工事に着工していて、国土交通省などは2019年度までの完成を目指しています。

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