高卒の就職内定率88.8% バブル景気時並みに上昇[2015/02/16 18:53]

 3月に卒業予定の高校生の就職内定率が、1980年代後半のバブル景気並みまで上昇していることが分かりました。

 文部科学省は、全国の高校を3月に卒業予定で就職を希望する生徒約19万人を対象に調査をしました。その結果、去年12月末時点の就職内定率は88.8%で、去年に比べて3.5ポイント増え、5年連続で上昇していることが分かりました。この20年間では最も高く、バブル景気並みの内定率になっています。47都道府県すべてで去年と比べて内定率が上昇していて、最も高かったのは、富山県の96.9%で、次は石川県の95.5%でした。文科省は、「景気回復に加え、リーマンショックでの採用抑制の反動もあるのでは」としています。ただ、沖縄県はもともと会社数が少ないことなどから、唯一、80%を下回り、63.2%の内定率にとどまりました。

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