「殺されるかも…」友人に相談も 多摩川中1殺害[2015/02/23 18:00]

 川崎市の河川敷で中学1年の少年が殺害された事件は、遺体発見から4日目です。少年は事件前、周囲に「殺されるかもしれない」と相談していたということです。

 (社会部・石塚翔記者報告)
 殺害された上村遼太君(13)は、よく遊んでいたグループへの悩みを事件前に友人に相談していました。
 友人:「(上村君から)やばい、殺されるみたいな。殴られたっていうことが4〜5回続いて」
 遺体が見つかった場所は草が生い茂る場所で、人が通る遊歩道からは死角になっています。また、大量の血痕やカッターナイフの刃が見つかった場所からは数十m離れていて、事件発覚を遅らせるため、犯人が殺害後に遺体を移動させた可能性もあります。また、現場近くの防犯カメラには上村君とみられる少年が他の3人と河川敷の方向に歩く姿が映っていましたが、その後、来た道を戻る際には上村君の姿は映っていませんでした。警察は、上村君が普段から遊んでいたグループなど交友関係を中心に捜査を進めています。

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