噴火から5カ月 御嶽山のスキー場ようやくオープン[2015/02/26 11:53]

 去年9月の御嶽山の噴火から27日で5カ月です。噴火の影響で営業を見合わせていた長野県王滝村のスキー場が、例年より3カ月近く遅れて、ようやく26日から今シーズンの営業を始めました。

 王滝村のスキー場「おんたけ2240」には、オープン前からゴンドラの前に100人以上が列をつくりました。
 愛知県からの客:「少しでもこちらの方(御嶽山のふもと)が元気になればと(思い)。急きょ来た」
 57人が死亡した御嶽山の噴火災害後、ゲレンデの半分が立ち入りの禁止区域に入ったため、スキー場は営業を見合わせてきました。先月、規制範囲が緩和され、例年より3カ月近く遅れて営業にこぎつけました。今後の噴火災害への安全対策が最大の課題で、スキー場側は防災スピーカーの設置や噴火を想定した避難誘導訓練を実施しています。

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