脱原発テントは「不法占拠」判決 撤去の可能性も[2015/02/26 17:42]

 脱原発テントについて、裁判所は「不法占拠」と認める判決を出しました。

 被告の男性らは、福島第一原発の事故から半年後の2011年9月ごろから、経済産業省の敷地内にテントを設置し、原発の再稼働反対などを訴えていました。経済産業省側は、これを「不法占拠」として、テントの撤去と土地の使用料1100万円余りの支払いを求める裁判を起こしていました。東京地裁は26日、経済産業省側の訴えをほぼ全面的に認める判決を言い渡しました。仮執行も認められたため、テントは強制執行によって撤去される可能性もあります。被告側は出廷せず、「不当判決」として控訴する意向を示しています。

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