「全裸にして傷つけた」 18歳少年が関与認める供述[2015/03/02 10:32]

 川崎市で中学1年の男子生徒が殺害された事件で、逮捕されたリーダー格の18歳の少年が、事件への関与を認める供述を始めたことが分かりました。

 (社会部・石塚翔記者報告)
 これまで18歳の少年は、「今は話したくない」と黙秘を続けてきましたが、1日夜になって、突然、供述を始めたということです。捜査関係者によりますと、取り調べに対し、18歳の少年が「上村君を呼び出し、多摩川で全裸で泳がせた」「河川敷に上がったところで、カッターナイフで腕などを切ったりした」などと供述し始めたことが新たに分かりました。カッターナイフについては、「逮捕された自称職人の17歳の少年に差し出された」と供述しているということです。また、上村遼太君(13)は1月に18歳の少年から暴行を受けたとみられていますが、少年は「上村君が別の少年グループに暴行を受けたことをチクったと思った」と動機について供述していることも新たに分かりました。逮捕された他の17歳の少年は「18歳の少年が刺した」と供述していて、警察は、現場の状況と突き合わせ、矛盾点がないかなど慎重に調べる方針です。

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