18歳少年「取り返しつかぬことした」 川崎中1殺害[2015/03/02 17:57]

 川崎市で中学1年の男子生徒が殺害された事件。遺体が見つかった現場には多くの人が献花に訪れています。上村遼太君(13)の通夜が執り行われる斎場の前から報告です。

 (社会部・中内功記者報告)
 2日午後、同級生とみられる女の子や弔問客が乗った車が斎場に入っていく姿がありました。上村君の遺体が発見されてから1週間以上が経ちましたが、河川敷には朝も花を手向けに訪れる人が絶えませんでした。「自分の孫が同世代で、耐えられず献花に訪れた」と涙を流しながら話す人や、中学2年生の女の子が「犯人には、上村君の痛み、人の気持ちを分かってほしかった」と話していたのが印象的でした。これまでに逮捕された少年3人のうち、18歳の少年は「17歳の少年2人も暴行に加わった。取り返しのつかないことをした」などと供述していることが新たに分かりました。一方、17歳の少年らは、容疑について今も否認しています。中学校ではバスケ部に所属するなど、多くの友人から慕われていたという上村君。通夜は午後6時半から執り行われます。

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