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岩手県大船渡市では、津波で流された写真を持ち主に返そうという活動が続けられています。4年が経った今も持ち主が分からない写真が4万枚余り残されているなか、遺族らの気持ちにも変化が表れてきているようです。
大船渡市の社会福祉協議会では、震災直後から写真の返却を始め、これまでに47万枚以上の写真を持ち主のもとへ届けてきました。昨年度までは8人で洗浄作業をしていましたが、市の緊急雇用創出事業が終了したため、今年度からは4人に減っての作業です。一方で、最近は、仮設住宅を出て新たな住まいに移った人などから「写真を洗浄してほしい」という持ち込みの依頼が増えているということです。
写真の洗浄を依頼した人:「(震災から)2年ぐらいは写真を見ることができなかった。手元にあっても色々なことが思い出されて、涙が出てきてしまって、見たくないというか。でも、今はすごくうれしいです。落ち着いて」
大船渡市社会福祉協議会・石橋厚子さん:「写真や思い出を振り返りたくなるタイミングは人それぞれだと思います」
大船渡市社会福祉協議会の管内では、持ち主が分かっていない写真がまだ4万枚余りあります。
大船渡市社会福祉協議会・石橋厚子さん:「最後の1枚まで返す。それに変わりはありません」
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