悪質な自転車利用者に警告、「安全講習義務付け」[2015/03/10 15:56]

 東京都内で自転車が絡んだ死亡事故が急増していることから、警視庁は、97カ所で自転車の安全運転の徹底を呼び掛けました。

 都内で今年に入り、交通事故で死亡した33人のうち9人が自転車に乗っていました。これは去年の同じ時期に比べて5人増えています。これを受け、警視庁は10日朝、府中市の駅前の交差点で、警察官ら約30人がイヤホンを付けたままの自転車の利用者などに警告を行い、悪質な違反者には6月から安全講習が義務付けられることを知らせるチラシを渡しました。警視庁は、歩道での歩行者優先など「思いやりを持った運転を心掛けてほしい」としています。

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