長野・栄村の震度6強から4年 過疎と向き合う復興[2015/03/12 11:54]

 4年前の12日、東日本大震災の翌日に長野県栄村で震度6強の地震がありました。復旧から復興へ進もうとする小さな村は、過疎化と高齢化が深刻です。

 栄村で震度6強の地震が発生したのは、4年前の12日午前3時59分でした。未明の地震で村内の8割にあたる694棟が被害を受け、地震後のストレスなどで3人が亡くなりました。震災後、村を離れる住民が出るなど過疎化と高齢化に拍車が掛かり、人口はこの4年間で200人以上減りました。65歳以上が占める高齢化率は48.5%です。
 村民:「年寄りばっかりの村だから、あんまり元気が出ない」
 高齢者を対象に悩みごとを聞く相談会を定期的に設けたり、若者が定住できる地域づくりを目指しています。

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