日本原電と東電が事業協定 福島第一原発廃炉に向け[2015/03/18 00:05]

 原発専門の電力会社「日本原電」は、福島第一原発の廃炉に向け、東京電力と事業協定を結んだことを明らかにしました。

 原電は、福島第一原発に派遣するグループ社員数の規模を2015年度から現在の12人から100人態勢に拡大するほか、廃炉計画を東電と共同で作成します。また、廃炉の一部についても直接、請け負う方向で検討しています。原電は、福井と茨城に2基の原発を保有していますが、いずれも再稼働のめどが立っていません。今回、東電と事業協定を結んだ背景には、自社が持つ廃炉ノウハウを経営の柱の一つと位置付け、国内外の廃炉プロジェクトを受注する狙いがあるとみられています。

こちらも読まれています