鎌倉の古民家が全焼 戦後初期の代表的な建築物[2015/03/23 01:06]

 神奈川県鎌倉市で、戦後まもなく建てられた古民家が全焼する火事がありました。

 22日午前3時半ごろ、鎌倉市の木造平屋建ての古民家「明月荘」で警報装置が作動し、警察官が駆け付けたところ、建物から火が出ているのを発見しました。火は約2時間後に消し止められ、けが人はいませんでしたが、母屋と茶室が全焼しました。明月荘は、約70年前に個人の住宅用に建築された戦後初期を代表する建物です。敷地内に広大な和風庭園と茶室を備え、歴史的にも貴重な建造物として現在は県が管理しています。21日はイベントで使用していましたが、夕方には火のもとが閉まっていることを確認し、施錠したということです。警察は実況見分を行い、火事の詳しい原因を調べる方針です。

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