ノーベル賞“登竜門”に日本人2人選ばれる[2015/03/26 05:56]

 ノーベル賞の登竜門ともいわれるガードナー国際賞に、東京工業大学の大隅良典特任教授(70)と大阪大学の坂口志文教授(64)が選ばれました。

 東京工業大学・大隅良典特任教授:「(Q.ノーベル賞について意識されたことは?)私自身は、あまり意識していないというと嘘になります」
 大隅教授は、細胞の内部のたんぱく質などを分解する「オートファジー」と呼ばれる現象のメカニズムを解明したことが評価されました。アルツハイマー病の予防や治療に役に立つと期待されています。また、坂口教授は、免疫力をコントロールする細胞の発見と解明などが評価されました。ガードナー国際賞は医学に対して顕著な発見や貢献をした人に与えられ、これまでに山中伸弥氏や利根川進氏など320人が受賞し、そのうち82人がノーベル賞を受賞しています。

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