成田空港の検問廃止 「ノンストップゲート」に[2015/03/30 10:33]

 開港以来、続いてきた成田空港の入場ゲートでの検問が30日の昼で廃止され、立ち止まらずに通過できる新システムに移行します。

 成田空港の開港を巡っては、激しい反対運動が展開されたこともあり、1978年の開港当時から空港利用者らに入場ゲートで身分証の提示を求めたり、車両のトランクを確認するなどしてきました。しかし、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで日本を訪れる外国人が増えることなどを見据え、30日の昼から新たな「ノンストップゲート」に移行します。新システムでは通行人の顔を認証できるカメラ190台に加え、車両ナンバーを記録できるカメラ140台も設置されています。これにより、駅からの来場者や車での来場者も止まらずにスムーズに入場ゲートを通過することができます。一方で、状況に応じて、今後も警備員によるチェックを実施するということです。

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