「じっくり精査」 沖縄県知事、法的な手続きも検討[2015/03/30 11:47]

 沖縄県の普天間基地の移設計画を巡り、翁長知事が移設作業の停止を指示した問題について、林農林水産大臣は、この指示の効力をいったん無効にすることを明らかにしました。今回の国の決定について、沖縄県の翁長知事は「じっくり精査する」と述べました。今後、法的な手続きを視野に入れた対抗措置を取ることも検討しています。

 翁長沖縄県知事:「じっくり精査して、正式に記者会見も開きたい」
 また、名護市辺野古では、30日も新基地建設に向けて海底を掘削するボーリング調査が継続されていて、市民らからも国の決定に対する怒りの声が上がっています。
 基地建設に反対する市民:「沖縄の人たちを馬鹿にしている。初めから結論ありきだ」「政府のそういう茶番が県民の怒りを買うと思う」「本当に悔しくて、今までの県民の思いが押し潰されているように思える」「政府は居直って、前より強く出ている感じ」

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