「子宮頸がんワクチン」“副作用”被害で2500件報告[2015/03/31 18:35]

 子宮頸(けい)がんワクチンを接種した後に体の痛みなどを訴えている女子中高生の患者らが、副作用被害の原因究明などを厚生労働省と製薬会社に訴えました。

 被害を訴える女子中学生(15):「こういう体になってどういう補助が必要か、色々な対応を考えてほしいのです。そして、体も元に戻してほしいのです」
 子宮頸がんワクチンを巡っては、接種した後に体の痛みや失神、記憶障害など副作用とみられる症状が2500件近く報告されています。31日、女子中高生の患者や家族による被害者連絡会は、ワクチンを開発した製薬会社2社を初めて訪れ、法的責任を認めることや、原因究明と医療体制の充実などを求める要求書を提出しました。また、厚労省に対しても、子宮頸がんワクチンを定期接種の対象から外すことなどを改めて訴えました。

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