事件車両「特定」に新システム導入 警視庁[2015/04/03 05:58]

 警視庁は、ひき逃げなどの事件で犯行に使用された車の車種を素早く絞り込む新たなシステムを全国で初めて導入しました。

 2日から運用が始まった通称「K3システム」は、自動車約2000台の車体の特徴やタイヤの溝の形状などがデータベース化されています。ひき逃げや車による連れ去りなどの事件が発生した際に、現場のタイヤの跡や防犯カメラに映った車の特徴などを入力すると車種を絞り込めるというものです。警視庁によりますと、これまで紙の資料をもとに手作業で照合していたために20人で80時間掛かっていた作業が3人で1時間に短縮できるということです。

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