青函トンネルで特急から煙 函館で原因調査へ[2015/04/04 11:50]

 3日に青函トンネルで煙が出るトラブルが起きた特急列車が4日午前、北海道の函館に戻りました。

 3日夕方、青函トンネルで、特急「スーパー白鳥34号」から火花と白煙が出て、列車が非常停止しました。乗客乗員合わせて129人は、トンネルを通って青森県側に避難しました。JRによりますと、78歳の女性ら2人が体調不良を訴えたということです。
 乗客:「海の中だったので、地上に出れるのかなと思っていた」
 JR北海道は4日午前0時に緊急会見を開き、火花が出たのはモーターに2倍以上の電流が流れ、配線の被膜が焦げたためだと説明しました。
 JR北海道・西野史尚副社長:「なぜ過電流が流れたかは今後、調査する」
 トラブルを起こした列車は、青森から函館の運転所に戻されました。JRと北海道運輸局が車両を詳しく調べる方針です。

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