海に戻すも再び打ち上げ…イルカの解剖、原因調査[2015/04/11 17:40]

 150頭以上のイルカが打ち上げられた茨城県の海岸では11日、国立科学博物館の研究員らがイルカの解剖を行い、原因を調査しました。

 10日午前6時ごろ、鉾田市や鹿嶋市の海岸で、156頭のイルカが打ち上げられているのが見つかりました。10日に海に戻したとみられる10頭余りが11日朝になって再び打ち上げられているのが見つかり、地元住民らが救助活動を続けています。鉾田市などによりますと、これまでに100頭以上が死んだということです。また、国立科学博物館の研究員らが現地を訪れ、解剖を行いました。
 国立科学博物館・山田格名誉研究員:「パッと見て分かるような病変、例えばがんとかをチェックしているが、今のところはない」
 今後、胃の内容物を分析するなどして、打ち上げられた原因を調べることにしています。

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