山手線 京浜東北線 架線の支柱倒壊 復旧作業続く[2015/04/12 11:50]

 12日午前6時すぎ、東京・千代田区のJR山手線と京浜東北線が走る線路で架線を支える柱が倒れ、現在も一部区間で運転を見合わせています。復旧作業が行われている現場近くから報告です。

 (社会部・杉原啓太記者報告)
 事故はJR秋葉原駅と神田駅の間、靖国通りとJRの線路が交差する高架の上で起きました。秋葉原駅側の山手線の線路の真横に鉄塔が大きく根こそぎ倒れているのが確認できます。そして、神田駅側の手前に目を向けると、倒れた鉄柱に引っ張られる形で傾いているものもあります。近隣住民の方によりますと、午前6時前に「何かが倒れるような鈍い音がした」ということです。JR東日本によりますと、午前6時すぎ、架線を支える柱2組が倒れたり傾いたりしているのを別の線路を走っていた電車の運転士が見つけました。警視庁によりますと、老朽化で倒れた可能性があるということです。この線路を走る山手線と京浜東北線に影響が出ていて、山手線は一時、全線で運転を見合わせていましたが、午前8時半ごろ、一部区間で運転を再開しました。また、京浜東北線は、大宮駅と蒲田駅の間で運転を見合わせています。運転再開は各線とも午後3時ごろになる見込みだということです。

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