山手線の支柱“5万カ所”を緊急点検 JR東日本[2015/04/13 11:54]

 12日、山手線の線路内で鉄製の支柱が倒れて9時間以上にわたって運転を見合わせた事故で、JR東日本は、同様の構造になっている支柱約5万カ所の緊急点検を始めました。

 点検対象となるのは、電化されている約5500kmの区間にあるすべての支柱です。なかでも、倒れた支柱と同じようにワイヤなどで支えている約5万カ所を優先的に調べます。倒れた支柱は、線路をまたいで反対側の柱と梁(はり)でつながっていましたが、先月末に梁などが撤去されたことでバランスが崩れたとみられています。JR東日本は、事前に柱の傾きに気付いていながら、すぐに対処しなかったことについて詳しく調査しています。JR山手線と京浜東北線は、始発から平常通り運転しています。

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