聖マリアンナ医大病院「精神保健指定医」取り消し[2015/04/16 05:56]

 聖マリアンナ医科大学病院の医師らが精神科医療の専門資格を不正に取得していた問題で、厚生労働省は、医師20人の資格を取り消すことを決めました。

 「精神保健指定医」の取り消しが決まったのは、過去5年の間に勤務していた30代から40代の医師11人です。この資格は、重い精神障害がある患者を強制的に入院させるなどの判断ができます。取得には複数の患者を診察したレポートを厚労省に提出する必要がありますが、自分で診察していない患者のレポートを提出するなどの不正を行っていました。また、レポートに署名した9人の指導医も確認を怠ったとして、資格の取り消しが決まりました。

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