18歳未満少女ら1400人超 交流サイトで犯罪被害に[2015/04/16 13:41]

 インターネットのコミュニティーサイトを通じ、犯罪の被害に遭った18歳未満の少女らが去年1年間で1400人を超え、過去最多となりました。

 警察庁によりますと、去年1年間にコミュニティーサイトをきっかけとして、児童買春やわいせつな写真を撮られるなど犯罪被害に遭った18歳未満の少女らは1421人に上りました。前の年より130人近く増えて、統計を取り始めた2008年以降、過去最多です。半数以上の743人が15歳以下でした。「LINE」などの無料通話アプリのIDを交換する掲示板を通じて被害に遭う少女らが多く、ツイッターによる被害も増加しています。警察庁は、被害の防止に向け、少女らが見知らぬ大人と接点を持てないようなシステムを導入するよう、サイトなどの運営側に呼び掛けています。

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