夜間の残業を減らすなどの目的で、夏の間、早く仕事を始めて早く帰宅する「朝型勤務」を企業で推進するよう塩崎厚生労働大臣が経団連に協力を要請しました。
厚生労働省は、夏の間、始業時間を早めることで夜間の残業を削減するとともに、早く帰宅した後に家族と過ごしたり自分の時間を作れるとしています。塩崎大臣は20日に経団連を訪れ、こうした朝型勤務の導入を企業に促すよう要請しました。これに対し、榊原会長はすでに導入している例を紹介するなどして企業に働き掛けるほか、経団連の事務局でも職員の朝型勤務を今年から導入するということです。厚労省によりますと、日本は国際的にみて労働時間が長いため、育児や介護との両立が難しく、また早朝に集中して働く方が効率的との報告もあるということです。
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