気象庁「危険性低い」一転、緊急調査 箱根、活発化[2015/05/05 16:58]

 火山活動が活発になり、一部立ち入り禁止になっている神奈川県の箱根で5日朝、活発化してから最大の規模となる地震が立て続けに起きました。5日は、調査しないとしていた気象庁が緊急で現地入りしています。箱根上空から今の様子を伝えてもらいます。

 (斎藤康貴アナウンサー報告)
 火山性地震が増えているため登山道などの一部が閉鎖されている大涌谷。今も蒸気が激しい勢いで噴出しています。今から約3000年前、箱根山の最高峰である神山の水蒸気爆発が起こり、その時の爆裂火口の跡が大涌谷です。今は規制があって中には入れませんが、5日も多くの観光客が訪れているようです。そして、大涌谷の脇には箱根ロープウェイがはしっています。5日も通常通り運行していたということです。大涌谷から約5kmの場所に芦ノ湖があります。湖畔を中心に数多くの観光名所、リゾート施設があります。そして、大涌谷から約15kmの場所には箱根湯本、温泉街が広がっています。登山道が一部閉鎖となっていますが、ゴールデンウィークということもあって多くの観光客が箱根には訪れているようです。

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