最終処分場の環境省説明会 住民側が“ボイコット”[2015/05/15 05:55]

 放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場候補地とされた栃木県塩谷町で、環境省が主催する説明会と同時刻に住民らの反対集会が開催されました。

 福島第一原発で発生した指定廃棄物を巡って、環境省は最終処分場に塩谷町を候補に挙げています。しかし、塩谷町では候補地が水源に近いなどと、町長をはじめ、町議会も処分場建設に反対しています。環境省の説明会にぶつける形で開かれた反対集会には住民ら約1100人が集まりました。一方で、環境省の説明会は、当初、見込んだ400人に対し、出席者は約170人にとどまりました。

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